(記事作成:2009年04月27日、全面見直し:2026年09月16日)
事件の概要
| No | 項目 | 内容 |
| 1 | 発生日時 | |
| 2 | 場所 | 2009年04月27日 15:10頃 |
| 3 | 被害者 | 神奈川県三浦市南下浦町の三浦海岸海水浴場の波打ち際で、通りかかった男女が、人間の遺体の胴体部分を発見 |
| 4 | 概要 | 男性、20代から30代 |
| 2009年04月27日に三浦海岸海水浴場で男性の胴体が発見、ついで5月01日に左足が横須賀市長井の栗谷浜漁港先海岸付近の岩礁で発見された事件です。事件から約17年が過ぎますが、未だに遺体の身元も不明のまま、未解決です。 |
時系列
| 2009年 | 3月中旬から4月上旬 | 被害者が殺害される。 | |
| 4/27 | 15:10頃 | 三浦海岸海水浴場の波打ち際で胴体部分を発見 | |
| 5/1 | 横須賀市長井六丁目の海岸に左足が打ち上げらているのを発見 | ||
| 5/5 | 神奈川県警は発見された胴体と左足が同一人物の物と発表した。 |
報道情報
| 2009年4月27日まで | 4月27日午後3時10分ごろ、神奈川県三浦市南下浦町の三浦海岸海水浴場の波打ち際で、通りかかった男女が、人間の遺体の胴体部分を発見し、近くの交番に届ける事件が起きている。 |
| 遺体は刃物で切断されたとみられ、県警捜査1課などは死体損壊・遺棄容疑で捜査を始めた。 | |
| 同課などによると、遺体は成人男性で死後数日程度とみられる。 | |
| 両手足と頭部がなく、何らかの刃物で切断された可能性が高いという。 | |
| 裸で腐乱が始まっており、同課などは28日に遺体を司法解剖して死因や身元の特定を進める。 | |
| 現場は京浜急行久里浜線三浦海岸駅の南東約500メートルの海岸。国道134号沿いにパチンコ店やファミリーレストランなどが並び、交通量も多い。1年を通じてウインドサーフィン客らが訪れ、夏は海水浴客でにぎわう場所とのこと。 | |
| 県警は4月28日、司法解剖の結果、死因は左肺を刺されたことによる出血死と発表した。 | |
| 殺人事件として三崎署に捜査本部を設置、身元の確認を急ぐ。県警によると、胴体は複数の刺し傷があり、頭や両手足は切断されていた。20~30代で、3月中旬~4月上旬に殺害されたとみられる。 | |
| 2009年5月1日まで | 切断されたとみられる左脚が1日、横須賀市長井六丁目の海岸に打ち上げられているのが見つかった。県警捜査一課などは、二日以降に司法解剖やDNA鑑定を行い、脚が男性のものか調べる。 |
| 同課によると、脚は同日午後一時半ごろ、散策していた非番の三崎署員が発見した。脚の付け根付近から下の部分で、ひざ下が白骨化していた。岩場に打ち上げられていたという。 | |
| 発見場所は胴体の発見場所から直線で西に約五キロ離れた、三浦半島の相模湾側。 | |
| 2009年5月5日まで | 神奈川県警は5日、男性の胴体部分と同県横須賀市の海岸でみつかった切断された人の左脚部分のDNAが合致し、同一人物と判明したと発表した。 |
| 2009年6月11日まで | 県警は10日、胴体の発見現場から北東に約5キロ離れた横須賀市野比5丁目の野比海岸で、男性の右足とみられる大腿(だいたい)骨が見つかったと発表した。DNA鑑定や司法解剖を行い、身元の確認を急ぐ。 |
| 県警捜査一課や浦賀署によると、大腿骨は長さ約30センチ、直径約3センチで、ひざから下はなかった。 |
ASKAの補足
| 2009年6月には野比海岸で大腿骨が発見されたとの報道がある。一方、現在の神奈川県警の事件ページにはこの骨についての記載がないため、本件との関連は確認できません。下は神奈川県警のこの事件のページ 三浦市南下浦町上宮田三浦海岸における男性殺人・死体遺棄事件 |
追加情報(神奈川県警のこの事件のHPに記載)
| 血液型はA型、身長は中背から高め |
| 横須賀市長井の栗谷浜漁港先海岸付近の岩礁で左足が発見(5月1日の報道内容と異なる) |
ASKAの考察と推理
まずは、情報を整理します。
1)4/27 最初に発見されたのは胴体(両手足と頭部が無い状態)
場所は神奈川県三浦市南下浦町の三浦海岸海水浴場
2)5/1 次に左足(脚の付け根付近から下の部分で、ひざ下が白骨化した状態)
場所は横須賀市長井の栗谷浜漁港先海岸付近の岩礁
3)死因は左肺を刺されたことによる出血死、胴体には複数の刺し傷がある。
4)当時の報道によると、3月中旬~4月上旬に殺害とみられる。
5)性別は男性、裸
6)発見されていないのは、頭部、両手、右足
7)発見された遺体の位置関係(地図参照)

推定される経緯
| A)当時の報道によれば、被害者が左胸を刺されて、出血死、胴体には複数の刺し傷がある。事故の可能性は低そう。 |
| B)遺体を胴体、頭部、両手、両足の計6部分に分断し、三浦半島に遺棄(胴体は三浦海岸、左足は横須賀市)したとみられる。 |
| C)現在まで未解決(遺体の身元も不明) |
推測される状況
| 事件発生から約17年、警察はずっと捜索を続けているはずです。なので、身元特定のための照合等が行われてきた可能性があると推測しています。 その結果、身元が判明していないと言う事は、遺体の行方不明者届けが出ていない可能性がありますね。 |
| 可能性を考えると、この3つぐらいでしょうか。 A)行方不明者届けがだされていない。 B)行方不明者届けは出されているが、本人との照合に至っていない。 |
遺体はなぜ解体されたのか?
| 一般的な理由としては、このぐらいですが、情報が少ないですがA)B)C)あたりが疑われますね。 A) 運搬する為 B) 身元特定や証拠収集を困難にする為 C) 証拠隠滅(死因の特定の妨害) D) 犯行現場の隠蔽 E) 解体することで恨みを晴らす為 |
| 特に今回、胴体と左足が三浦半島の東側と西側で発見されている理由として、遺体の各パーツを離れた別の場所にバラバラに遺棄している可能性が疑われますね。 |
| しかし、今回、胴体は分割されていないんですよね。胴体がそのまま遺棄されていることから、少なくとも胴体を移動させる何らかの手段が必要だった。ただし、それが犯人自身の腕力によるものか、複数犯の人力、複数人、車両、その他の運搬手段などを利用したものかは判断できないですね。 |
遺体はなぜ三浦半島に遺棄されたのか?
| 犯人にとっては遺体が発見される事は当然、避けたい事ですね。その為、遺体は犯人が自分の居住地や勤務先など、本人と結び付く場所を避けようとすることは十分考えられます。 |
| では、遠ければ良いか?と言うとそれだけではありません。何しろ、自分が逮捕されるかどうかの運命の分かれ目と言っても良い事なので、当然、犯人にとって遺棄しやすい場所を選ぶと考えるのが自然だと思います。 |
| 結局、三浦半島が犯人にとって、遺棄しやすい場所、つまり何らかの土地勘がある場所の可能性が疑われますが、単純に海に流せば発見されないと言う理由だった可能性もあります。 |
遺棄場所は1カ所なのか?複数箇所だったのか?
| 1)意図して複数分散して遺棄した場合 この仮説が正しければ、犯人は遺体の発見を強く警戒していた可能性があります。 |
| 2)1カ所にまとめて海中に遺棄した場合 これは偶然、潮の流れなどによって、遺体が分散されてしまった場合ですね。 |
| 3)未発見の部分については、海に遺棄していない可能性もある。 特に身元特定につながる可能性のある頭部や両手を、海への投棄とは異なる方法で遺棄した可能性も考えられます。 |
今後の進展
まずは遺体の身元を特定する事が最初の一歩だとは思うのですが、現在公開されている情報だけから遺体の候補者を絞り込むことは極めて困難だと思います。
なので、捜査本部が求めている情報は「浮遊物を見た」「行方が分からない人がいる」等、事件に関する情報をお持ちの方は、どんなささいな情報でもご連絡をお願いします。と言う事ですね。
特に、浮遊物は発見されていない「頭部」などが発見されるとかなり、重要な手がかりになると思います。
「行方が分からない人がいる」も直接的で重要な情報ですね。
捜査の進展に期待しましょう。
参考リンク
神奈川県警のこの事件のページ
三浦市南下浦町上宮田三浦海岸における男性殺人・死体遺棄事件

コメント
***旧ASKAの事件簿にいただいたコメントです。***
>25日午後6時20分ごろ、神奈川県横須賀市箱崎町の護岸近くの海面に、男性の遺体
という矢先です。箱崎は海面といっても周囲はぐるーっとUSネイヴィと海自ですからねえ。
三浦の南下浦の方は浜です。東京からだと車で1時間半ぐらいですか。普通の人は久里浜あたりまでは来るでしょうが、その先はちょっとねえ。世田谷の古い人々は、南下浦という地名は記憶にあると思います。三浦海岸のを過ぎて人家がまばらになったところに区の海浜施設がありましたね。さらに行くと、剣崎とか城ヶ島に出ます。剣崎は田舎の小道の先にぽつんと灯台があるだけですが、立原正秋ファンらしき年配夫婦連れを見かけます。城ヶ島の雨は白秋の詞ですが、通り矢ってなんだ信号名かって・・・(本当は急流になる岩場の海面のことらしいですが)。曲の梁田さんは日比谷高校の先生だったようで。
投稿: ナガイ | 2009/04/28 07:16
「三浦半島の砂」って、世田谷の遺留品にあったねー。
一応書いとく。話題ないんで…
投稿: 迷探偵にゃんこ | 2009/04/30 01:30
ナガイはぼくです。長沢の間違いじゃないの?とニュース確かめる。確かに、長井みたい。こんなとこ。誰が行くのよ。よく知ってたもんだ。はじめて三浦半島に行ったときは。京急を三崎口で降りて、茫然。だって、駅があるだけで、何もないんだから。城ヶ島って、どうやって行くのよ。くそー、と歩きましたよ。馬鹿じゃねーか、と自嘲しながら。やがて車を手に入れて、幾度か行きましたけど、長井なんて知らんかった。今度機会があったら、行ってみましょう。けど、三浦半島ってとこは、よく遺体が出るところです。風光明媚で、明るくて、いいとこですがねえ。太陽がいっぱいがいかんのかなあ。
投稿: ナガイ | 2009/05/02 01:22
***ここまで***