(記事作成:2011年03月15日、全面見直し:2026年01月29日)
概要
| No | 項目 | 内容 |
| 1 | 発生日時 | |
| 2 | 場所 | 2011年03月13日02:00頃 遺体を発見 |
| 3 | 被害者 | 京都市左京区吉田中阿達町の調剤薬局 |
| 4 | 犯人 | 大津市在住の同店の管理薬剤師、女性(36) |
| 5 | 概要 | 京都市左京区吉田本町、部下の薬剤師、男性容疑者(30) |
| 世の中がいやになって誰かを殺してやろうと思った。と身近にいた上司の女性を殺害した事件です。 |
時系列
| 2011年 | 直前 | 妻が帰宅しない事を心配した夫が、警備員と一緒に店内に入る。 | |
| 3/13 | 2:00頃 | 被害者の勤務先の京都市左京区吉田中阿達町の調剤薬局内で夫が死亡している妻(被害者)を発見 | |
| その後 | 警察が、前日夕方、被害者と一緒に仕事をしていた容疑者に話しを聞いたところ、かばんから血のついた刃物を出し、女性を刺して殺害したことを認めたため殺人容疑で緊急逮捕 | ||
| 3/31 | 鑑定留置開始、期間は約3ヶ月間(3月31日~8月17日) | ||
| 8/19 | 殺人罪で男性容疑者(30)を起訴 | ||
| 2012年 | 3/16 | 一審判決、無期懲役 | |
| 2023年 | 容疑者が服役中に自殺(詳細不明) |
報道情報
| ・3月13日午前2時すぎ、京都市左京区吉田中阿達町の調剤薬局で、同店の管理薬剤師、女性(36)=大津市=が胸や腹など十数カ所を刺されて死んでいるのを、女性の夫(31)らが発見した。 女性が帰宅しないことを心配した夫が警備員とともに店内に入り、血まみれで倒れている女性を発見した。 |
| ・京都府警は殺人事件として捜査。12日夕以降、店内で一緒にいた部下の男に事情を聴いたところ、かばんから血のついた刃物を出し、女性を刺して殺害したことを認めたため殺人容疑で緊急逮捕したとの事。 |
| ・府警によると、男は京都市左京区吉田本町、薬剤師、男性容疑者(30)。 調べに対し、「世の中がいやになって誰かを殺してやろうと思った。(女性に)恨みはなかった」と供述しているとのこと。 |
| ・容疑者は今年に入ってから同店で勤務を始め、上司の女性との間に目立ったトラブルは確認されていないとのこと。 |
| ・京都地検は2011年3月31日までに、京都市左京区の薬局の管理薬剤師、女性(36)を刺殺したとして、殺人容疑で逮捕された同じ薬局に勤める薬剤師の男性容疑者(30)=左京区吉田本町=について鑑定留置を請求し、京都簡裁が認めた。期間は31日から約3カ月間。 |
| ・京都地検は2011年8月19日、殺人罪で同薬局の元薬剤師、男性容疑者(30)=京都市左京区=を起訴した。地検は3月31日~8月17日、男性被告を鑑定留置し犯行時の精神状態を調べた結果、刑事責任を問えると判断した。 |
| ・京都市左京区の薬局で11年3月、上司の薬剤師の女性(当時36歳)を刺殺したとして殺人罪に問われた同区吉田本町、無職、男性被告(31)の裁判員裁判の論告求刑公判が2012年3月14日、京都地裁であった。 検察側は「犯行態様は卑劣で極めて悪質。謝罪や反省の言葉はなく更生の可能性は乏しい」として無期懲役を求刑した。 検察側は被告の供述や、精神鑑定を行った医師の証言から、被告は人生に挫折し、自分自身の人生を破滅させるため誰でもいいから殺そうと計画。職場で2人きりになった女性を狙った、と主張。一方、弁護側は過去の他の事件と比較し、有期刑が相当だとした。 |
| ・京都地裁は2012年3月16日、「無差別的な殺人事件で、理不尽極まりない」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。 判決は、被告が誰でもいいから人を殺そうと、包丁などを持ち歩き、犯行に至ったと指摘。「助命を求める被害者の声にためらうことなく、めった刺しにしており、犯行態様は際立って残虐。謝罪や反省の言葉もない」と非難したとの事。 弁護側は、被告には広汎性発達障害の傾向があり、犯行に影響したとして、刑を軽くするよう求めていたが、判決は「量刑上考慮しなければならないほどの影響はない」と退けたとの事。 |
| ・無期懲役の判決を受けた男が服役中に自殺していたとのこと。(2023年11月9日報道?) (ニュースを聞いて備忘録としてコメント入力したのですが、詳細が不明と言うか、記憶してませんでした。詳細も残しておけば良かったと後悔しています。) |
ASKAの感想と考察
人生とか、世の中が嫌になり、誰かを殺して、自分が死刑になるとか、誰かを道連れにして自分も死ぬとか考える人が時々出てきます。
この事件もそんな事件の中の一つですが・・・被害者にとっては、究極の「理不尽」ですね。
ある日、突然、同じ職場の同僚に理由も無く刃物でめった刺しにされるなんてことは、誰も想像できないでしょう?
そして何よりも、刑務所で自殺してしまっては、被害者がなぜ殺害されたのか?その意味すらも分からない事になります。ホントに理不尽です。
まー「無敵の人」になってしまってはどんな言葉もその胸に届く事は無いでしょう。
だから、「無敵の人」になる前の状態で、何かする意外にこの事件を防ぐ方法は無いのではないか?と思います。
ではそれが何か?って事なんですけど・・・心の持ちかた、考え方なのかな?と思います。
言葉にするのが難しいのですが、私としては、それは「哲学」なのかな?と感じています。
色々と難しい「哲学」なんですが、自分なりの「哲学」を見つければ良いのかな?と思っています。
「勝たなければならない」ではなく「勝ち負け以外にも自分の幸せはある」と言う感じでしょうか。
とは言え、この事件を防ぐ事はかなり難しいでしょうね。
仕事に採用された段階で、この事件を予測できた人はいないでしょう。
日常生活に異常行動があれば、警戒もするでしょうけど。
方法があるとしたら、職場への刃物の持ち込みを金属探知機などで制限するとか、職場に警備員を常駐するみたいな事しか思いつきませんね。
コスト的に難しいから、大企業ならできるかもしれないけど、実際には無理かもしれませんね。
無理だからと諦めたくはないけれど、できる事は常に「注意して周囲を観察する」事ぐらいでしょうか。でも、それじゃあ、仕事に集中はできないかな。
亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

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