奈良県大和高田市整骨院経営者殺人放火事件

概要
時系列
報道情報（2025年12月06日まで）
ASKAの感想と考察

概要

No.	項目	内容
1	発生日時	2025年12月03日4：30過
2	場所	大阪府柏原市の西名阪自動車道の停車中の乗用車
3	概要	西名阪自動車道上り線で停車中の乗用車に放火した疑いで奈良県大和高田市に住む会社員のH容疑者（37）が逮捕された。車内の後部座席には50代から60代の男性の遺体が発見された。容疑者も怪我をして病院で治療を受けた。車はH容疑者の知人名義の物で運転していたのはH容疑者とみられる。
4	被害者	大和高田市に住む職業不詳のSさん（60）H容疑者とは雇用関係とのこと。 Sさんは整骨院を経営していた。
5	容疑者	Sさんの整骨院で院長として働く男性（37）
6	動機	怨恨「色々な事が積もり積もって殺すしかない」と供述

時系列

年	月日	時刻	内容
2025	11/2から11/3		H容疑者がSさんの自宅でSさんの首を刺して殺害、直後に遺体を車に乗せて西名阪自動車道へ
		その後	「刃物は自動車道に入る前の奈良県内で車の外に捨てた」
	11/3	4：40頃	西名阪自動車道上り線で停車中の乗用車に放火
	11/13		H容疑者が退院、任意の聴取で「私が無理やり高速道路のガードレールに車を衝突させました。衝突させた後、車に火をつけて燃やしたことに間違いありません」と供述した。
	11/14	朝	H容疑者を放火の容疑で逮捕、逮捕後にH容疑者は遺体について「首を刺し殺した」「刃物は捨てた」とも供述しているとのこと。
	11/17		警察は遺体の身元を大和高田市に住む職業不詳のSさん（60）と発表、整骨院も家宅捜索した。
	11/26		司法解剖の結果：死因は失血死
	12/4		H容疑者を殺人や窃盗容疑などで再逮捕した

報道情報（2025年12月06日まで）

・大阪府柏原市の西名阪自動車道で乗用車１台が全焼し、２人が死傷した火事で、警察は当時車を運転していた37歳の男を放火の疑いで逮捕した。

・逮捕されたのは、奈良県大和高田市に住む会社員の男性H容疑者（38）

・消防が駆けつけた時、車内の後部座席から５０代から６０代くらいの男性とみられる遺体を発見した。

・H容疑者も現場近くの植え込みの中でけがをして発見され、病院で治療を受けていた。

・逮捕前の任意の聴取でH容疑者が「私が無理やり高速道路のガードレールに車を衝突させました。衝突させた後、車に火をつけて燃やしたことに間違いありません」と供述した。更に遺体について「刺し殺した」「刃物は捨てた」とも供述した。

・大和高田市に住む職業不詳のSさん（60）H容疑者とは雇用関係とのこと。
Sさんは整骨院を経営、H容疑者はこの会社の従業員で整骨院の院長として働いていた。

・Sさんの自宅の倉庫内から血痕が発見された。

・12/4 H容疑者を殺人や窃盗容疑などで再逮捕した。容疑者は容疑を認め「色々なことが積もり積もって殺すしかないと思った」と供述している。
再逮捕容疑は11月2日深夜から3日未明、Sさん宅の敷地内にある倉庫内で、Sさんの首を刃物で刺して殺害するなどした。

・付近の防犯カメラにはH容疑者が車でSさん宅を訪れ、その後Sさんが所有する車で出ていく様子が映っていたとのこと。

・府警捜査1課によると、H容疑者は「倉庫から遺体を車に乗せた。ガソリンをまいて車ごと燃やし、交通事故に見せかけることを考えた。刺した証拠を完全に隠したかった」などと説明しているとのこと。

・H容疑者は「刃物は自動車道に入る前の奈良県内で車の外に捨てた」と供述

ASKAの感想と考察

日本の殺人事件の大半は顔見知りによる物なので、このケースは、上司と部下と言う人間関係だけならありがちな事件ですね。詳しい動機はこれからの供述をまつしかありません。

犯行の方法と計画ですが、どうやら、「刃物で殺害した後、車で高速道路に入り、事故して炎上」その結果、「遺体の刺し傷は発見されずに事故として処理される」と言う事をもくろんだようですね。

ただ、なぜか？容疑者は逮捕前に自分で自供しているんですよね。自首の扱いになるのか分かりませんが、逮捕されたくなくて、交通事故に偽装しようとしたのに、あっさりと犯行を認めてしまったのは、良心の呵責に耐えられなかったのか？あるいは、殺害後にもうどうでも良くなってしまったのかもしれませんね。それでいっそ自白して楽になろうと思ったのかな？

そのあたりを見ると、元々は事件を起こせるような人では無かったのかな？と感じますね。
事件の詳細はこれからの報道を待ちましょう。

Post Views: 36