(記事作成:2012年11月16日、全面見直し:2026年03月12日)
2026年の新事実を踏まえて、その2を見直しました。地図情報は現在の地図をベースにしています。
前提条件
| 1) | 少女の最後の目撃情報は? | とりあえず、ショッピングセンターの13:26の防犯カメラの映像と、13:30頃のショッピングセンター近くで同級生2人の目撃情報がある。 つまり、この時間、この場所に居た事は間違いない。 |
| 2) | 少女はパン屋に向かったのか? | これも、彼氏との電話の会話、店長の約束、PHSの電波の状況からパン屋近くに13:42分に居た事は間違いなさそう。 |
| 3) | 2回目のPHS通話の場所は? | 1回目の場所から約1キロメートル離れた場所だった。(新情報) |
疑問点
ここで、疑問点
・少女がバスの乗った目撃情報があるのか?今ある情報ではバスに乗ったと思われると言う推測情報でしかない。バスには24人も乗っていたのに。
そこで仮説を考える
仮説A
少女はバスには乗っていない。ショッピングセンター近くで知人の車に乗り、目的地まで送ってもらう事になった。
目的地に到着した所で、彼氏からの電話に「今ついた」の回答
しかし、この直後に知人(運転手or同乗者)とトラブルになる。
4分後の13:46に彼氏の電話に「今は話せないから後でね」と回答
しかし、その後少女は車を降りる事ができず、そのまま連れ去られる。
この仮説だと、目撃情報が無い事、短時間に失踪する事が説明できます。
仮説Aの推測される移動経路


サティから車で東通りのバス停付近まで移動するには、線路を越えるルートが2つある
1)想定ルート1左回り、走行距離1.7km、所要時間2分
2)想定ルート2右回り、走行距離2.7km、所要時間3分
参考情報として、バスの運行時刻は、乗車が13:31で東町下車が13:38で所要時間は7分
つまり、バスよりも車で移動した方が短時間で目的地に到着できる為、1回目の通話時刻に東町バス停付近に到着していたのだとすれば、サティ側で、車に乗って移動を開始した時刻は、もっと遅くても良い事になり、更に、路上で知人二人に会った直後に出発できる可能性もあるので、この場合、最大10分程度、赤信号で停車などの可能性も考えると5分程度は時間に余裕と言うか、空白の時間ができますね。この空白の時間で犯人と接触して、犯人の車に乗ったとすれば、時系列には矛盾がなさそうです。
仮説B
バス停からパン屋へ向かう間に知人の車に乗った。
25mだったら直ぐですから、車に乗る理由はなさそうです。
昼間だから無理やり乗せるってのはちょっと難しいと思います。
なので、少女に命令できる立場の人間で、パン屋の約束を反故にしても乗せられるぐらいの人間で無いと難しいと思います。
でも、無理矢理の場合の可能性を考えるなら、この周辺で車を使った婦女暴行事件の発生状況などが知りたいですね。
亜種としては、そもそも約束は破ってないと言うか、履行中の場合とか、約束自体が変更された場合かな?
仮説C
バス停からパン屋へ向かう間に別の建物に連れ込まれた。
しかし、昼間なので無理やりと言うのも難しいでしょうし、何より、2回目の通話の時には現場から1キロの位置に移動しているので、この可能性はあり得ないと言う事になります。
しかし、可能性だけを考えるのであれば、一旦別の建物に連れ込まれた後で車に拉致されて、移動している場合ですね。でもそれなら、2度目の通話には出させないと思うんですよね。
仮説D
パン屋の建物の中に入ってから車に乗り失踪した。
これは、仮説Cの建物が目的地のパン屋本店だったと言う場合になります。
こちらも、誰にも見られずに中に入れるの?ってのが疑問な所ですね。
建物の中の状況が分からないのでなんともいえない所です。
時系列(更新 第3版)

東町バス停から1kmの範囲

上の図は目的地の最寄りのバス停(東町バス停)を中心に半径1kmの円を描いた地図です。
左に伸びる青線は1kmの距離を示しています。地図上に点在する12個のピンクの点(数字付き)は信号の場所です。これは、現在の地図を元にしている為、事件当時の状況とは異なる可能性がありますが、参考に作成しました。
ここで重要なのは、少女はこの円の円周上に居たと言う事です。
問題は、最初の通話と2回目の通話の時間的間隔が4分あると言う事
移動速度と距離
| 時速 | 分速 | 4分間で進む距離 | 1分間で進む距離 |
| 45km/h | 750m/min | 3km | 750m |
| 50km/h | 830m/min | 3.3km | 830m |
| 60km/h | 1km/min | 4km | 1km |
上の表の通り、4分間の全期間を車で移動していたとすると、1kmの範囲を大きく超える事になる。
そう考えると、可能性は2つかな。
あ)「4分間の間、ずっと車で移動しているが、実は、半径1kmの円周上を移動していた」場合
い)「4分間の時間の中で実際に車で移動しているのはずっと短い時間だけ」の場合(仮に1分とする)
あ)の場合は、最初の通話の直後からずっと移動しており、目的地を通過している事を少女が理解しているはずなので、2度目の通話の内容が少し、解せない気がする。
あー1)可能性としては、渋滞などの交通トラブルで4分間で1kmしか移動してない場合も考えられる。(当時の交通情報が知りたいですね)
い)の場合は更に場合分けが発生する。
いー1)目的地付近で降りる、下ろさないの口論があり、3分間停車してから、発車して1分後の場合。この場合は、犯人との間で険悪な状態になっているので2度目の通話の「後でね」はありそう。
いー2)実は犯人の目的地がこの円周上にある場合。
つまり、犯人のアジトと言うか、次の犯行場所がこの円周上にある場合ですね。発車してすぐに目的地に到着してしまった為、それ以上移動する必要が無いわけです。なので、この場合、2度目の電話は犯人のアジトに到着した後と言う事になりますね。
別の見方としては、この1kmの位置は、目的地に向かう途中の位置なのか?
それとも、目的地なのか?
問題は2度目の電話の「後でね」
ここまで考えてきて、問題になるのが、2度目の電話の「今は無理だから、後でね」です。
いー1)いー2)と可能性を考えましたが、いずれの場合も、少女が明確に犯罪行為に巻き込まれていたと自覚しているなら、助けを求める事もできたと思う訳です。
無理矢理、拉致、監禁されているような状況ならば、「逃げよう」とか「助けを呼ぼう」とか考えそうですよね。
特にあ)いー1)で車中の場合、もし犯人が一人で運転しているなら、電話やSMSで助けを求める事ができそうなんです。
まー、刃物を突きつけられて、脅された状態なら難しい気もしますが、そのような場合なら、そもそも、電話に出させないと思うんですよね。(この場合は複数犯かな)
なので、2度目の通話の時の状態も幾つか場合わけできそうです。
うー1)車内にしろ、室内にしろ、刃物を突きつけられて、脅されている場合
うー2)明確に犯罪行為がされているわけでは無く、心理的圧力によって、少女を服従させている場合
いずれに場合も電話に出させるか出させないかは、犯人のタイプによるのかもしれない。そもそも、出させないのであれば、PHSの電源を切ってしまえば良いのに、PHSの電源が切れたのは夕方になってからなので、この時点では明確な犯罪行為は行われていないかもしれないですね。
そして、いずれの場合も、「顔見知り」なのかな?
え-1)2度目の電話までは、断れずに車に乗ったり、犯人の部屋に入ったりしてしまったが、その後に事件に発展して、少女を解放できない状況になった為に、犯人がPHSの電源を切ったと言う流れですね。
えー2)逆に楽しすぎて「今は無理だから、後でね」はあるのかな?
コメントもいただきましたが、未知の交友関係があって、偶然、サティ近くで会って、意気投合して楽しく会話していたのだけど、電話の相手が彼氏だった為、浮気を疑われないように、「後でね」で電話を切ったと言う場合だろうか?その後に事件に発展しての流れですね。
事件の手がかり
最後に事件の手がかりを考えます。
現在残っているかもしれないのは、PHSの情報だけなんですよね。
2度目の通話以降に、少女のPHSに着信した通話やメールは無かったのだろうか?
あとは、電源が切られた直前のPHSの位置情報は分からないのだろうか?
そこが多分、決定的な事件の現場なんじゃないかな?

コメント
***旧ASKAの事件簿にいただいたコメントです***
女子高生が、約束通り来ないからと帰ります?
時間外にコーヒーの入れ方習う?
この件の第一容疑者とされる人物の隠し部屋を警察は見逃しました。証拠隠滅の時間はたっぷりあり、女子高生監禁ビデオも宅配されていた。
事実はこの人物に訊くしか無いでしょうね。
北海道警察のやる気、能力を鑑み迷宮入りです。
投稿: 通りすがり | 2012/11/18 02:50
ずっと気になっている事件です。
最近wikiや関連記事が相次いで削除されており、ますます事件の解決から遠退くのではないかという危機感を抱いています。
多くの方と違う様なので、私の見解の一部を少しお話しさせて頂きます。
実は私の考えでは、寄り道の謎と講習開始時間云々についてはあまり疑問視をしていません。なぜなら、そもそも講習会の実施そのものが、極曖昧な会話の流れの中で交わされた約束だったのではないかと考えているからです。勿論、そこには誰かの何らかの意図(口実)が隠されていた可能性は十分にあるでしょう。でも、麻未さんと疑惑の人物との間の約束事としては、「近々時間のある時にでも一度教えてあげるので、来れる時に電話をくれればレクチャーしましょう」という程度の軽い流れのものだったのではないかと推測されるからです。現実生活においては、こうした種類の約束はしばしば発生します。つまりお互いの時間と都合があった時に…というものです。だから麻未さんは、美容室の予約が取れなくて時間の空いた当日になって本店に電話をかけ、「1時過ぎにオーナーはいますか?」と聞いたのではないかと思われるのです。つまり1時ちょっと過ぎでも2時でも3時でも、1時過ぎには変わりありません。そこで「いますよ」というニュアンスの返答が返って来たら、麻未さんの中では(じゃあ、1時ぐらいだとオーナーがお昼ご飯を食べ終わってるか分からないから、2時頃に行けばいいかな、いつものサティでちょっとお洋服や化粧品を見てぶらぶらしてから行こうかな)と考えたとしても不思議ではないかなと思うのです。しかもサティは通う高校のすぐ近く。馴染みがあり、日常的にウィンドウショッピングを楽しんでいたのではないかと考えられ、テストも終わった開放感から、なんとなくショッピングセンターに寄ってから本店に向かおうと考えたのではないかと私は踏んでいるわけです。
長文失礼致しました。また、お邪魔させて頂きましたら宜しくお願い致します。
投稿: H | 2014/06/16 16:34
Hさん。こんばんは。
私の感覚でいうと、1時過ぎといったら、1時00分~1時15分くらいです。1時30分は含まれず、当然、2時、3時は含まれないかなあ。
ただ、Hさんと私の感覚に大きな隔たりがあるのと同様に、あいまいな表現なので人によってかなり違うんでしょうね。
皆さん、どうでしょう?
あと、”その3”の方のコメントですが、1時過ぎの約束に対して、1時30分になったとして、オーナーが腹を立てるというのは、これまた少々気が短すぎるかと思います。このくらいの遅れならば、心配するほうが強いかな。
こちらも人によって違うんでしょうけど。
投稿: さんまるろく+ | 2014/06/16 22:14
さんまるくさん、こんばんは。
私の書き方が下手なために、上手に伝えられずに申し訳ありません。私にとっても、「1時過ぎ」とは普通「1時をちょっと回ったぐらい」を差しますよ。そうではなくて、本店の店員さんの証言から、麻未さんは、「1時過ぎならオーナーはいますか?」というニュアンスに近い言葉を使っているのです。この場合、麻未さんにとってはそもそも講習会そのものが、何日の何時からきっちりと行われるものという認識ではなく、何時でも構わないから近々時間のある時にオーナーを訪ね、教えて貰えばいい程度の比較的軽い用事であったという可能性があり、電話で麻未さんが確認したかったのは、午後はオーナーいますかね?という感覚に近いものだったかもしれないなという意味なんです。社会人経験を多く積めば、又性格にも依りますが、例えば曖昧な表現は出来るだけ避け、本来ならば「午後1時から2時の間に伺います」と言えば誤解は生まれません。ところが言葉の使い方がついつい曖昧になったり、大事な用事ではなくて適当に行けば大丈夫等と考えている案件に関しては、ある程度時間の幅を持たせた約束の仕方をする事が人間には見られます。真相はわかりませんが、麻未さんが講習会を午後のオーナーがいる時間に適当に行けばいいかな、と考えていた可能性もあるなとインスピレーションを受けました。確かに人によって取り方も伝え方も様々ですよね。でも、だからこそ認識のズレがあったかもしれないのです。特に日本語は難しいですよね。蓋を開ければただ単純に、言葉のやり取りの行き違いによって引き起こされるトラブルは日常茶飯事です。仕事でも人間関係でも。そんな些細なきっかけが、いつも何かを誘発する恐れは常に潜んでいますね。
投稿: H | 2014/06/17 01:32
Hさん。こんばんは。
丁寧な説明、ありがとうございます。
トラブルのきっかけになったのではないか、ということに重点があるということですね。
ただ・・・、トラブルのきっかけ(つまり原因)は生活の中に山ほどあると感じますが、事件(つまり結果)が起こる確率はそれほど高くありません。きっかけはどこにでもあるものだと思います。
今回のケースにおける時間のずれはもっと恣意的なものを感じてしまうんですよね。
ある時点できっかけが起こって結果に至った、というよりは、関係者(恐らく犯人)が事件を起こすために細工したことが、時間のずれを引き起こした、つまり、関係が逆ではないかと感じます。
やや否定的ですみません。
投稿: さんまるろく+ | 2014/06/18 00:39
さんまるろく+さん
お返事ありがとうございます。
勉強になります。改めて物事を伝える難しさについて考えさせられます。
さんまるろく+さんには実は自分が上手に伝えられていない歯痒さがあります。でも、さんまるろく+さんのおっしゃっている意味はほぼ理解しているつもりでいます。可能性は実に沢山あると思います。本当の事は、現時点において残念ながら私達にはわかりませんが、私は、犯罪と云うものの本質そのものが、1から10まで人間の企てた道筋通りに遂行される場合ばかりではなく、偶発的要因と犯行の意図とが重なり合わさってもたらされる場合も多々あると強く感じます。事件の真相が一刻も早く明らかにされ、解決に向かうよう祈るばかりです。ご意見を色々と交換する事ができ、有意義でした!ありがとうございました。
投稿: H | 2014/06/18 15:04
Hさん、こんばんは。
説明が下手で、分かりにくかったようですみません。
行間を汲んでいただいたようで何よりです。
投稿: | 2014/06/18 22:55
先のコメント、名前書き忘れました。
失礼しました。
投稿: さんまるろく+ | 2014/06/19 00:56
***ここまで***