事件概要
| No | 項目 | 内容 |
| 1 | 発生日時 | 2010年02月10日6時50分頃 |
| 2 | 場所 | 宮城県石巻市清水町Nさん(46)宅 |
| 3 | 概要 | 職業不詳の18歳少年と無職の少年(17)がNさんの長女(20)ら男女3人を刃物で刺して、次女(18)を連れ出して逃走した事件。次女と少年は以前交際して子供も出産していた。 長女と高校生Oさん(18)の2名が死亡、男性(21)は肩を刺されて軽傷。 |
| 4 | 動機 | 次女とよりを戻す為に交際に反対していた長女を殺害する事を計画した。その場に一緒にいた友人の2名も襲われた。罪を同行した17歳少年に被せる為の工作もしていた。 |
| 5 | 経過 | 同日13時過ぎに次女を車に乗せて逃亡していた少年を確保。次女は無事に保護された。一緒にいた少年(17)も確保された。 2010年11月の18歳少年の一審判決は死刑 2014年01月の控訴審判決はも一審をの死刑を支持、少年の控訴を棄却 2016年06月の上告審で最高裁は被告の上告を棄却、死刑が確定。 裁判員裁判で少年の死刑判決が出るのは初めてだった。 |
報道情報(2010年02月13日まで)
(記事作成:2010年02月13日)
続報です。
1)少年(18)とともに未成年者略取と監禁の容疑で現行犯逮捕された無職少年(17)が、事件へ加担することを解体作業員の少年から強要されたとの趣旨の供述をしていることが12日分かった。
解体作業員の少年は無職少年より1学年上で、無職少年をリードする立場だった。また無職少年は事件前、解体作業員の少年から事件の計画を聞かされたと知人に話していた。知人らは捜査本部に対し、同様の説明をしているという。
2)元交際相手の少年(18)=監禁容疑などで逮捕=が事件直前に包丁を入手していたとのこと。周囲に「殺してやる。刃物を買った」と話していたことも判明。県警石巻署捜査本部も同様の情報を把握、元交際相手の少年の計画的犯行とみて殺人容疑でも調べる。
元交際相手の少年は「姉が邪魔だった」、無職少年は「元交際相手の少年が3人を刺した」と供述している。
監禁場所の知人宅からは血の付いた包丁が見つかっており、長女ら3人が刺されたものか鑑定を急いでいる。
少年の知人らによると、元交際相手の少年は全長数十センチの包丁を入手。事件直前には、電話で友人に「姉が交際に反対している。やってやる。殺してやる。そのための刃物も買った。罪をかぶせるために無職少年に指紋を付けさせた」と打ち明けていたという。
県警幹部などによると、解体工少年はこれまでNさん方を訪問した際、以前交際していた次女との面会を長女に断られたため、長女が次女をかくまい、会わせないようにしていると感じていたという。
3)刃物で刺され死亡した長女と友人の高校3年生(18)、重傷を負った友人男性(20)は寝込みを襲われた可能性が高いことが分かった。司法解剖などの結果、3人の刺し傷は腹や胸など前部に集中し、抵抗した際にできる防御創がほとんどなかったという。
4)捜査関係者や少年の知人の話などによると、2人は2008年夏から交際を始めたが、少年が次第に暴力を振るうようになった。悩んだ次女は昨年2月、仙台市内のDV避難施設に入ったが、仲直りしたとしてすぐに退所したという。しかし、暴力はその後も続き、次女側は同月から今年2月にかけ、石巻署に計12回相談。同署は昨年2月と今年1月、口頭で少年に警告していた。
事件当日の10日には、次女は同署に被害届を出す予定だった。
長女のバイト先の女性店長(26)は、長女から「妹が交際相手の少年に、たばこの火を押し付けられるなどの暴力を受けている」と相談されていた。暴力は特に昨年10月ごろから激しくなったという。
5)凶器の刃物は事前に用意され、全長約40センチもあったことも判明。石巻署捜査本部は抵抗したり、逃げたりする間もなく強い殺意を持って刺された可能性が高いとみており、同日、Nさん宅で現場検証した。
6)少年2人は、2階にいた次女を連れ出し、約6時間にわたり、知人から借りた乗用車2台を使い、石巻市や東松島市などを逃げ回った疑いが持たれており、10日午後1時過ぎ、石巻市内の知人宅を出たところを逮捕された。刃物はこの際、血痕が付いた状態で押収された。知人宅には少年2人と次女のほか、複数の知人が一緒にいたという。
7)2人の友人らによると、元交際相手の少年は無職少年を「使いっ走り」のように扱っていた。友人らは9日深夜、元交際相手の少年が起こしたトラブルについて話し合うため、2人を探していたという。
Nさん方近くの駐車場にいた2人を見つけたのは10日未明。
この時、無職少年は「元交際相手の少年が(次女との交際に反対していたNさんの)母と姉を殺すと言っている」と打ち明けた。
友人らは当初、相手にしなかったが、無職少年は「車に包丁がある。おれのせいにされる」と必死に訴え、包丁を握らされて指紋を付けさせられたことや、少年が革手袋をする予定になっていると説明したという。
無職少年は「言うことを聞かないとお前も刺す」と脅されたといい、おびえきった様子だった。だが、半信半疑の友人らは「逃げるのは怖い」と繰り返す無職少年に愛想を尽かし、その場を後にしたという。
友人の一人は「元交際相手の少年はいつも口ばかり。本当にあんな大それたことをするとは思わなかった」と話したとの事。
8)少年2人は10日午前0~3時ごろ、Nさん方のすぐ近くにいたことが判明した。2人は同6時40分ごろ、Nさん方へ侵入して就寝中の長女らを襲ったとみられる。
家の錠や窓が壊された形跡がないことから、県警は2人が何らかの方法で玄関から屋内へ侵入したとみている。
時系列
| 2009年 | 2月18日 | 次女と少年のプロフには子供を妊娠した事が書かれていた。 | |
| 2月 | 次女が仙台市内のDV避難施設に入ったが、仲直りしたとしてすぐに退所した。次女側は同月から2010年2月にかけ、石巻署に計12回相談。口頭で少年に警告 | ||
| 10月 | 次女が出産後に二人の仲が急速に悪化、少年のDVが激しくなる | ||
| 2010年 | 1月 | 警察が口頭で少年に警告 | |
| 2月9日 | 夜 | 少年が家に来ていると110番通報。少年は立ち去った。 その後、次女は少年に殴られた傷害の被害届を10日に出すと警察に伝えた。 | |
| 2月10日 | 0時から3時頃 | 少年らはNさん宅近くにいた。知人らが17歳少年と話し、18歳少年が殺人をして自分に罪をかぶせると訴えたが、逃げる事を躊躇していた17歳少年に愛想を尽かし知人はその場を離れた。 | |
| 6:40頃 | Nさん宅に侵入 | ||
| 6:50頃 | 事件発生 | ||
| その後 | 少年らは知人から借りた車で石巻市や東松島市などを逃げ回った疑いがある。 | ||
| 13:00過 | 石巻市内の知人宅を出たところで容疑者を未成年者略取と監禁の容疑で現行犯逮捕、次女も確保 |
ASKAの感想と考察
とこんな所だね。だいぶ状況や経緯が分かってきたけどね・・・
どうにも、矛盾している。
殺意満々で40cmもある包丁(刺身包丁なのかな?)を用意して、関係の無い17歳少年を脅し、殺害計画を話して、罪を17歳少年に被せようとしたようだが、それなら計画を知っている関係者は全員殺害しなければならない。
だいたいが、次女を殺害する事など出来ないのに、計画その物が実行前に破綻している。
この容疑者にしてみれば、次女が逃亡したり次女が自分が不利になるような事を警察に話すはずが無いと思っていたのかもしれないけどね。
それに事件後の計画もお粗末だ、邪魔な姉と母親を殺害して、次女を連れ出したのは良いが、逃亡先が友人知人宅とは計画したとも思えないお粗末さだよね。
まあ、結局の所、自分に都合の良い未来像を妄想していたと言う事なのかな?
自分に都合の悪い物(姉と母親)を排除して、自分の思いのままにできる次女を人形のようにしか思っていないのだろう。
子供を育てる事なんて全く考えていない、ただ、次女を手に入れたかっただけなんだろうな。
ある意味で少々可哀想なのかもしれない、誰も彼を止める事が出来なかった、あるいは止めようとする人間も周囲にはいなかったんだろう。
一緒にはいるが、見た目以上に希薄な人間関係しか持てない彼らの姿が、今の若者社会の縮図なのかもしれないね。

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