千葉県香取市ひき逃げ殺人事件

(記事作成:2008年11月11日、全面見直し:2026年03月01日)

概要

No項目内容
1発生日時
2場所2008年11月10日19時50分頃
3被害者香取市小見川の県道
4加害者同僚の男性と歩いていた同県成田市七沢、千葉銀男性行員(24)
5概要19歳少年
「仕事のことでイライラしていて、ひいてやろうと思った。誰でもよかった」と面識の無い男性を軽トラックでひいて、逃亡、その後に交番に自首した事件
動機は父親に対する不満や恨みをひき逃げで解消しようとした。

時系列

2008年11/1019:50ひき逃げ
直後近くの交番に自首
2009年6/25一審半血

報道情報

・2008年11月10日午後7時50分頃、香取市小見川の県道で、同僚の男性と歩いていた同県成田市七沢、千葉銀男性行員(24)を後ろから軽トラックではね、殺害しようとした疑いで19歳の少年が逮捕される事件が起きている。同僚にけがはなかった。
・銀行員は頭などを強く打っており、約11時間後に死亡した。香取署は容疑を殺人に切り替えて調べている。少年は銀行員と面識がなく、「仕事のことでイライラしていて、ひいてやろうと思った。誰でもよかった」と供述しているとのこと。
・現場は片側1車線の直線道路。被害者は同僚と2人で帰宅する途中で路側帯を歩いていた。近くの住民が目撃し、通りかかった警察官に通報した。
少年はいったん現場から逃走したが、直後に近くの交番に自首した。調べに対し「見ず知らずの人だった」と供述しているとのこと。
・少年は同署小見川幹部交番に「人をはねた」と自首した。少年は親が経営する建設会社に勤めており、軽トラックは会社のものだったとのこと。
・現場はJR小見川駅から約500メートル離れた片側1車線の直線道路。
・09/06/06追記
1日の千葉地裁での公判で「少年だから死刑にはならない」などと述べた。
少年は机をけるなど興奮したため、一時休廷した。少年はこれまでの公判で「何もかも嫌になった。父親を困らせるために人を殺して刑務所に入ろうと思った」などと供述しているとのこと。
・09/06/25追記
千葉地裁は25日、求刑通り懲役5年以上10年以下の不定期刑を言い渡した。

裁判長は判決理由で「父親に対する不満や恨みを第三者に対する殺人により解消しようとした。動機は極めて短絡的で身勝手」と指摘。
一方で軽度の精神障害の影響を認め、父親からの暴力などがあり「成育歴や家庭環境が適当であったとは言い難い」と述べたとのこと。

ASKAの感想と考察

さて、またしても起きた通り魔事件だけど・・・どうも動機が気になる。
子供の八つ当たりのようにも感じるんだけどね。

メンタルに問題があって、間接自殺を目指したような場合も考えられるけど・・・それなら「仕事の事でイライラして」とは言わないだろうな。

世の中の出来事は2種類に分けられると私は思います。
取り返しのつく事とつかない事だよね。
この先、いくら容疑者が反省しようと亡くなった人は生き返らない。

こんな事件を聞く度に日本の教育を変えないと世の中にこんな事件が溢れていくのではないか?と感じてしまうな。

半血は懲役5年以上10年以下の不定期刑
この事件が裁判員制度で裁かれたら同じ判決が出ただろうか?
何の罪も無い通りがかりの人間を身勝手な理由で殺害した。
未成年だから、精神障害があるからと言って、最短で5年で社会の戻ってくるのだとしたら、遺族にしてみれば「殺され損」と言う印象は残るだろうな。

コメント

  1. ASKA より:

    ***旧ASKAの事件簿にいただいたコメントです***
    こんにちは。
    また悲惨な無差別殺人が起きてしまいましたね。今年に入ってから、自分のフラストレーションを全く関係ない人に向けるという事件が本当に多いです。
    犯人は、父親に向かうべき怒りを全く関係ない人に向けて、ASKAさんのおっしゃる通り、取り返しのつかないことをしてしまいましたね。
    イライラしたから人を殺めていい…という発想に何故つながるんでしょう?理解が出来ません。
    ASKAさんのおっしゃる通り、日本の教育内容を見直す時に来てるのかも知れないですね。

    投稿: kimera | 2008/11/12 11:44

    教育の問題?

    それはどうでしょうか。痴漢も教育の問題でしょうか。万引きも教育の問題でしょうか。汚職も教育の問題でしょうか。いかがでしょう。

    投稿: ナガイ | 2008/11/12 20:00

    思いやりや道徳心は、つまるところ自制心。
    自制心のない態度とは傍若無人な振舞い。
    傍若無人の反対にあるものは他者や公共の場に対する礼儀・敬意。
    成長の課程で礼儀や敬意を育てることは大切。
    特に暴れん坊ほど厳しく躾るべき。

    投稿: | 2008/11/12 20:15

    すべては教育
    とおもいます
    おしえなければわからない
    根本的にあるものは教育ですよ
    誰がどこでなにを使って教えても、大切なことがわかればいいじゃないですか

    まず生まれてから就学前までに教え込む教育の本質がまちがっていたら、学校でなにを言っても混乱しますね
    学校に限りませんよね教育は

    脳に欠陥がない限り、常識は備わるものだと
    人間ならば
    そうおもいますが

    投稿: | 2008/11/12 20:35

    犯罪件数は。
    平成11年ぐらいまではあまり変化がありません。
    それが平成12年から急に増えますが、教育と因果関係があるのでしょうか?

    投稿: ナガイ | 2008/11/12 20:44

    ゆとり教育だと…

    投稿: A | 2008/11/12 22:05

    学校教育、社会教育、家庭教育。勿論 倫理?を学校教育だけで諭すのは無茶な話で。。教育が問題 といっても 何が問題なのか 具体的に 知りたいですね。

    投稿: りな | 2008/11/13 19:53

    みなさん、こんばんは
    「教育」と言う言葉で少々混乱させてしまったかもしれないですね。

    私が考えている「教育」と言うのは「悪い事をしない心を作る事」とか「自分自身を制御できるようになる事」と考えています。

    なので、家庭での躾や学問や仲間同士の人間関係や家族の絆なども含まれるかなり広い物だと考えています。

    心神喪失で善悪の判断がでいない場合は別にして、犯罪者は殺人も万引きも痴漢も「悪い事」だと知っていてそれでもやってしまうわけですよね。

    私はそれは自分自身を制御できないから、あるいは正しい判断ができないからではないか?と考えています。
    (正しい判断ができないとは、悪い事をする事によって家族や誰かを傷つけてしまうと言う事です)

    ただ、教育を見直すといっても難しいとは思っています。
    子供を教育するべき大人の側にも問題があるからです。
    大人の社会も直さないと子供の教育を変えても結局、悪い大人に成ってしまうんでしょうね。

    卵が先か鶏が先か・・・やはり同時に行わないとダメかもしれませんね。

    投稿: ASKA | 2008/11/13 22:27

    自分も、学問的な教育を見直すべきだとは思っていません。
    今は昔と違い、人を傷つけることはいけないことだ…という自然と備わる気持ちが、自然に備わると言えなくなっているように思うのです。悲しいことですが…。
    命の大切さ、人を思いやる心を両親はもちろんのこと、子供達を囲む周りの大人達がきちんと伝えて行かなくては(教育して行かなくては)いけないと思います。
    今回の犯人の少年も、親に怒られてイライラしたから…と、全く関係ない人の命を奪ってしまいました。秋葉原の事件もそうでしたし、先日の大阪での轢き逃げもそうでしたが、自分が一番大切で、自分以外の人間はどうなってもかまわない、死なせてもかまわない…という気持ちはどこから生まれて来るのでしょう。
    人の痛みがわかる人間に育てるためには、どうすればいいのでしょう。
    難しい問題ではありますが、日本という国はそれを真剣に考える時期だと思います。

    投稿: kimera | 2008/11/14 02:32

    初めて、書き込みさせていただきます。

    少年は親が経営する建設会社に勤めていたんですね。
    軽トラックも会社のものだった。

    親の会社の軽トラックで犯罪を犯すことで親の顔に泥を塗るような、無意識には親への復讐心があったように思いました。

    「仕事のことでイライラしていて、ひいてやろうと思った。」も「親の言うことにイライラしていて、~~」と翻訳できなくもないかな・・・。としたら、いくらか子供らしい(?)考えのようにも思えるような。

    投稿: Amy | 2008/11/14 22:45

    もはや子供たちのモラルは崩壊してる。

    最悪な事件が続くが、他人よりまだ親殺すほうがましだ。

    他人の命はそんなにもかるいのか。

    こいつもそんなに親に腹立てるなら親を引けよ!といいたい。

    親への憎しみというよりは甘え。こまらせたいだけ。大人になるのがわからないんだ。他人をおもいやるという教えは親の義務だよ。親みて育つんだもの。
    親子でつぐなってほしいくらいです。

    投稿: | 2008/11/14 23:56

    もしもし。

    ぼくは思うのですが。育つ上で親子関係は幻想ではないでしょうか。だって、親がない子でも育つわけですから。どうでしょう。

    投稿: ナガイ | 2008/11/15 00:05

    じゃあ家族なんかいらないじゃないですか
    導かれなければ正しい方へ歩けない子だっているとおもうな

    子供をうんだり家族をもつなら責任てあるとおもうな

    それぞれは違うひとつずつの人格だとしても

    いなくても育つけどさ
    いるなら役割ってあるよね

    投稿: | 2008/11/15 01:06

    家族関係も。時代との相対的なもの・・?

    人は自分が生きる時代を選べないわけですね。で、今の時代はってえと。幼保でしょ。それから学童放課後クラブでしょ。野球やサッカーのクラブ、塾でしょ。高校までは誰でも進学でしょ。集計すると人との接触時間割合はどうなっているのでしょう。

    投稿: ナガイ | 2008/11/15 07:01

    子育て(0~18才)のポイントをかわいいイラストで 出版された 精神科医の明橋大二さんの本、子育て中の友達が読んでる率高いですが、親に怨みをいってる事件にヒントを与えてくれる本だとおもいます。厳しい躾をしても 前向きに 親の愛情をうけとれる土壌が 躾には前提にあるとおもいました。他人を思いやれない子は 自分のことを 大事な存在に思えない子が多いですよね… ゆとり教育から また競争?教育になりつつありますが 理想論になっちゃうかもですが こどもたちにはもっと競争だけでない あたたかい視線をもった 社会をみせてあげれる世の中になればいいなとおもいます…

    投稿: りな | 2008/11/15 07:11

    ゲーム脳。TVゲームでは敵を殺しても何しても犯罪になりません。無意識に実生活にその習慣が出ていませんか?
    電車に乗り込む時、並ばずに老人を抜かしてでも一目散に席を取ろうとする若者が多くなっています。座ったらゲームを始める。真剣な顔で、集中して自分の世界に入り込んでいます。降りる駅で席を立ってもまだ、ゲームを続けます。電車を降りても止めません。この種の病的な若者は周りが見えていないのでは?
    車でひき殺した人間は戻ってきません。

    投稿: 明智 | 2008/11/15 10:37

    TBSラジオでコメンテーター宮崎さんが言っていましたが、
    「誰でも良かった
    と言いつつ、その怒りの直接の原因になった父親には何も出来ない。
    それで無抵抗無関係な人間に当たる。そういう事しか出来ない奴なんだよ」

    確かに学校の虐めも、自分より強い人間に抵抗出来ない劣等感を、
    無抵抗な人間を捌け口にする事で引き起こるケース学校多いのだと思う。
    虐めっ子の親が、他人の悪口ばかり言って偏見を持たせる親、
    又は目を吊り上げて如何にも子供に意地悪をして育てましたという親が多かった記憶があり、
    家庭で親に抵抗出来ないで意地悪されていた鬱憤を、学校で晴らしていたのが多分今回なんだろうなと。
    父親も教育の為に叱ったと言いつつ、得てして幼少から自分の鬱憤を子供にぶつけて来た可能性も否定出来ないかも知れません。
    サラリーマン家族には無い、中小企業経営者の家族には得てしてありがちなパターンです。
    私も父親から毎晩のように意味不明に殴られ怒鳴られして、母親も暴力から逃れる為に子供の悪口を言って矛先を向けていたのでよく理解出来ます。

    投稿: | 2008/11/15 16:41

    ***ここまで***

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