(記事作成:2026年08月18日、更新:2026年08月19日)
はじめに
世田谷一家殺害事件再考その233(現場見取り図2026年版)
前回の記事で、2026年版の現場見取り図を作成したのですが、実はこれを作る事が目的ではなく、この見取り図を使って別の検証と考察を行う為の基礎資料にしようと考えて作成しました。
(そちらの記事はまた後日書きます)
ところが、作成してみて気付いた事が、意外に沢山ありまして、忘れる前にメモしておこうと言うのがこの記事です。
なので、今回書く内容は基本的に、ASKAが気付いた物で、報道情報が根拠となっているわけではありません。あくまでASKAの私見で誤解があるかもしれません。
新たな気付き
| 住みにくい家 | 以前から言われていたことですが、宮澤さんの家はかなり住みにくい構造になっています。特に収納スペースが無く、収納スペースは一階の納戸ぐらいで、こちらも見る限り、物置として使用されていたように見えます。 現場写真などから、衣類などの収納はロフトに衣装ケースやパイプハンガーを並べて整理していたようですね。 特にこの部分が、泰子さんにとってはかなり住みにくい家になっていたと思う部分です。 例えば、子供部屋にはタンスがあって、多分、子供用の普段使う衣類はこちらに収納されていたと思いますが、四季の衣替えでは、多分、ロフトの衣装ケースから必要な衣類を運び、子供部屋から収納する衣類を持ち上げる作業が発生していたと思います。 これを、使い難いハシゴでやるので、泰子さんは引っ越しを心待ちにしていただろうと推測しています。 そして、このロフトがおそらく、夫婦の寝室になっていたと推測しています。 |
| ロフトのハシゴが逆 | 今まで気にしなかったのですが、住みにくい家を意識すると、ハシゴの向きが逆に見えます。ハシゴは傾斜しているので、傾斜のまま前傾姿勢で上り、最後にフロアに上がるわけですが、現場のハシゴの向きだと、そのまま前進できません。目の前は壁です。 本来は逆向きにすれば、登り切ってそのまま、前進してベッドへ移動できるのに、現場のハシゴは登り切って、横にそれないと登り降りできないのが、地味に使い難い構造です。結局、廊下側にスペースが無いので、これ以外に選択肢が無かったんでしょうね。 |
| みきおさんの性格 | これまで、みきおさんは日記をつけていたり、几帳面な性格ではないかと考えていたのですが、1階の状況をみると、かならずしも、みきおさんは几帳面な性格では無いと感じます。 現場1階の状況は全てが犯人による家捜しの結果ではないでしょう? 犯人が行ったのは、引き出しを抜くぐらいで、その時に書類がいくらか散乱したかもしれませんが、現場の状況の大半の部分は元々の状況だったはずです。 本棚前におそらく使用していないPCのモニターがあったり、諸々の段ボールなどがあるのは、元々宮澤さん一家がそうしていた部分ですよね。 みきおさんはともかく、泰子さんは塾の繋がりで生徒の親や業者などの来客があったと思います。その時、一階で接客するにしてもリビングで接客するにしても、あの一階を使ったり、通り抜けたりするわけで、あの状況を歓迎していたとは思えません。 だから、泰子さんはみきおさんに、「片付けて」とかなり強く要望していたと思うのですが、それでも、あの状況なので、私はみきおさんは、興味関心のある事には集中するけど、興味関心の無い事にはかなり無頓着なのではないか?と考えています。 そう考える最大の理由は階段を降りたところのキャビネットの前に電源コードが複数本反対の壁まで伸びていて、安全面を考えるなら、結構危険な状態です。 几帳面な性格の人はこの状況を放置できないと思います。 |
| みきおさんの外出着 | 遺体のみきおさんが、「外出着」だった事で、来客の予定があったのかも?と推測されているのですが、ここも、見方が変わりました。 上で書いた、みきおさんが結構「ずぼら」な性格だとするなら、外出着は来客の為ではなく、「着替えが面倒」と言うのが理由かもしれないと考えています。 最初に書いた、住みにくい家で、みきおさの着替えはロフトにしかないと思うわけです。外出から帰り、夕飯を済ませて、年末年始休暇でのんびりと自分の時間を満喫している時に、3階のロフトに上り、着替えて降りてくるのが「面倒になった」んじゃないかな?それで、一階にコートや手袋、マフラーなどをハンガーに掛けていたんじゃないかな? |
| 引き出しの収支が合わない | このタイトルだとわかりにくいと思いますが、1階から2階浴室に持ち上げたと言われる「引き出し」はどこにあるのか? それらしい空の引き出しが2階の廊下に一つあるけど、引き出し一つ分の書類で浴槽が一杯になるのか?が疑問ですね。 なので、浴室と脱衣所の映像も見てみたいと思います。 |
| 覆面ハンカチはなぜ廊下? | この事件で黒いハンカチの一つは三角に折って覆面にしていたのではないか?と言われているわけですが、そのハンカチがハシゴの下に落ちている理由は何か?そもそも、顔を見られて困るから覆面をしているけど、最初から殺害するつもりなら、覆面は不要ではないのか? 逆の見方をすると、一家全員を殺害したと思って、覆面を外したのがロフトから降りる時だったとすれば、この場所にあっても不思議では無いかもしれません。 |
| 犯人が床で仮眠した理由 | この事件では犯人がリビングの床で横になって仮眠をとったと言われていますが、私はこれまで、どうして床に寝たのだろう?ソファーの方が寝やすいと思うけど?と考えていました。 今回、現場のイラストと写真から、リビングの床にはホットカーペットがある事がわかりました。なので、ソファーよりも床の方が暖かかったから、床で仮眠したのだろうと推測しています。 |
| キッチンの柳刃包丁の柄 | キッチンの現場写真で柳刃包丁が映ってますが、柄の部分に血がありません。もちろんこの部分は、ハンカチのクルリンパで覆われていたので、血が付く状態では無いのですが、ハンカチにしみこんだ血液が少しぐらい付着しているのでは?と思っていましたが、全くありませんでした。もしかすると、犯人はあまり返り血を浴びていないのでは?と言う疑問も出てきますね。リビングにあったラグランにも一見すると血の跡は無いように見えます。見えない部分がどうなっているのか?まではわかりませんが・・・ |
| エアテックとヒップバッグが離れている | 犯行前にリビングで犯人が、エアテック、帽子、マフラー、ヒップバッグを脱いで、襲撃したと考えられているのですが、エアテックとヒップバッグの位置が離れているのが、気になります。もしかすると、ヒップバッグは殺害後にラグランと一緒に脱いだのではないか?と言う疑問が出てきますね。それならヒップバッグに被害者の血痕がありそうなのですが、その報道はありません。 |
| 被害者の顔が見えない | これも以前から言われていることですが、被害者の遺体の顔が4人とも見えない状態になっています。うつ伏せになっている、にいなちゃんと礼くんは偶然かもしれませんが、泰子さんとみきおさんの顔には衣類や引き出しがかけられていたと言われていますから、偶然では無いのかもしれません。 |
| ガレージの映像が公開されていない | この事件では、犯人は犯行時にガレージに入っていないと言われているので、事件に直接関係ないかもしれないのですが、以前、話題になった蛍光染料がガレージから発見されたと報道された時も、ガレージの内部の映像はまったく報道されませんでしたね。 一家の生活を知る為にも、ガレージの内部の様子も見てみたいと思います。 |
| リビングのエアコンの位置が遠すぎる | リビングのエアコンは洗濯室の入り口部分にあるのですが、どうみてもエアコンの設置場所としては人のいるリビングから遠すぎるように見えますね。 しかも、廊下は扉が無いので、冷気や暖気がそのまま廊下に逃げてしまうと言う構造でどうして、ここに設置したのか疑問ですね。 電源の関係でここにしたのかな? 2026/08/19 追記 仮に洗濯室に衣類乾燥機があるのであれば、衣類乾燥機から出る湿気をこのエアコンで除湿する為にここに設置したという可能性は有りだと思います。 どの部屋を見ても(浴室と脱衣所が見れませんが)室内干しをしている形跡が見られないので、洗濯室に衣類乾燥機が有る可能性は高そうですね。 |

コメント
ASKAさん
ご返信ありがとうございます。
また、私の長いメールにも目を通していただき、ありがとうございました。
「遺留品についても偽装説が捨てきれない」というお話は、とても興味深かったです。
遺留品から犯人の属性を考える際にも、最初から「これは犯人自身のもの」と決めつけない方がよいのかもしれない、と改めて考えました。
実はここ数日、ずっと怨恨説を中心に、自分なりにいくつか仮説を組み立てて考えているのですが、
ものすごくしっくりくると思っても、最後にはどうしても大事なところで矛盾が生まれてしまい、なかなかうまくいきません。
特に、犯人が事件後かなり長時間現場に留まり、負傷した状態で食事やトイレ、仮眠までしている一方、家の中ではかなり広範囲に物色し、引き出しを別の階まで運び、書類を仕分けたり破棄したりしていることが気になっています。
それで最終的にたどり着いたのが、実行犯と指示役が別にいたのではないかという説です。
もちろんこちらにもまだ矛盾はあるのですが、今まで考えた中では一番、現場の状況や犯人の行動をカバーできるように感じています。
もう少しASKAさんのページやアクセスできる資料を読み直しながら、自分なりに考えてみたいと思います。
改めまして、ご返信ありがとうございました。