(記事作成:2009年10月21日、全面見直し:2026年08月02日)
事件の概要
| No | 項目 | 内容 |
| 1 | 発生日時 | |
| 2 | 場所 | 2009年10月04日午後 事件発生、被害者を病院に搬送、意識不明の重体 |
| 3 | 被害者 | 伊丹市内の古墳公園 |
| 4 | 加害者 | 伊丹市内の中学に通う中学2年生(14) |
| 5 | 概要 | 同じ中学に通う中学3年(15) 別の中学に通う中学3年の3人 |
| 「ケンカでどちらが強い」と言う発言がきっかけで、同じ中学の3年生と2年生が公園でタイマン(ケンカ)をしたが、3年生が一方的に暴行を1時間近くも続け、被害者がふらつく状態になると、傍観していた中学生も暴行に加わり、意識がなくなった事に気付いたところで、偽名で119番通報して逃げた事件ですね。 |
時系列
| 2009年 | 10/4 | 事件発生 | |
| その後 | 同じ中学の中3男子が暴行容疑で逮捕 | ||
| 10/5 | 夜 | 別の中学3年の男子3人を傷害容疑で逮捕 | |
| 10/17 | 入院先の病院で被害者が死亡 | ||
| その後 | 逮捕された少年4人が家裁送致 | ||
| 11/19 | 少年2名の保護処分を決定 |
報道情報
| 2009年10月21日まで | 10月4日、中2の男子生徒(14)が伊丹市内の古墳公園で、同じ学校に通う中学3年の男子生徒(15)ら4人=いずれも傷害容疑で逮捕=に、殴るけるの暴行を受け、病院に搬送されたが17日、入院先の病院で死亡する事件が起きている。 |
| 捜査関係者によると、暴行は最初、被害生徒と同じ学校の3年生徒による1対1のけんかから始まった。別の中学校の数人の男子生徒は列を作って見ていたとのこと。 | |
| しかし、3年生が優勢となり、馬乗りになって殴るなど一方的な暴行が1時間近く続き、被害生徒がふらつくようになると、傍観していた生徒たちも周辺から暴行に加わり、けんかを続けるように要求した。 被害生徒はその数十分後、ぐったりと倒れ込んだ。 | |
| ここで加害生徒たちは被害生徒の反応がなくなくなった事に気づき、放置して逃走。約400メートル離れた公衆電話から「ハヤシ」という偽名を使って119番したよとのこと。 | |
| 学校や市教委などによると、被害生徒が今年9月ごろ、この生徒を名指しした上で「けんかしたらおれの方が強い」などと発言したのをきっかけに2人の関係が悪化したとの事。 | |
| 兵庫県伊丹市で市立中学2年の男子生徒(14)に暴行し、重体にさせたとして、同じ中学に通う3年の男子生徒(15)が逮捕された事件で、県警少年捜査課と伊丹署は5日夜、新たに同市内の別の市立中学3年の男子生徒3人を傷害容疑で逮捕した。3人は最初に逮捕された男子生徒と遊び仲間で、いずれも容疑を認めているとのこと。 | |
| 死因は後頭部打撲による急性硬膜化血腫など。 | |
| 2009年11月21日まで | 神戸地検は傷害致死の疑いで同県川西市の中学3年の少年を神戸家裁に送致しました。容疑は、ほかの中学生ら数人と共謀して生徒に暴行し死亡させた疑いですが、すでに14~15歳の少年4人が同容疑で家裁送致されている。 |
公判情報(2009年11月19日)
11月19日神戸家庭裁判所は、傷害致死の非行事実で送致された中学3年の少年ら2人を、
いずれも初等少年院送致とする保護処分を決定した。
ASKAの感想と考察
こんな事件ですが・・・函館高校生リンチ殺害事件を思い出しました。
今回の事件でも傍観者がより暴行をエスカレートさせたように思えるね。
最初のタイマンで1時間近くも暴行したのも、「やり過ぎ」だと思うが、もしかするとこの時点で手当していれば助かったかもしれない。
被害者が「ふらふら」になってから暴行に参加した人間は、これなら「自分は殴られない」「反撃されない」と言った確信があったんだろうが絵に描いたような「卑怯者」ぶりです。
人1人が無くなったこの事件、「やり過ぎ」では済まされない。
しかし、タイマンとは言え1時間も暴行してたら、被害者の顔はアザだらけになっていただろうし、これは後で問題になると思わなかったのだろうか?
普通はそんな顔みたら被害者周辺が騒ぎだして、いずれ学校にも知られる。
そうなれば、真相の追求が始まると言うのは想像できそうなんだけどね。
これまでも何度か書きましたが、漫画やドラマ、映画、アニメなどでの戦闘シーンでは、とんでも無い暴力が行われています。しかし、これは演出であり、実際にこんな事をしたら、「人は死にます」そこのところは、誰かが教えないといけないと思いますね。
現実は漫画とは違うんです。
亡くなった男子のご冥福をお祈りします。

コメント
***旧ASKAの事件簿にいただいたコメントです。***
13年前の集団暴行殺人事件の後の再発防止は、何か
対策は施されたのでしょうか。
うちの子も、集団リンチにあいました。ただ生きています。
リンチのはじめに頭を強打し意識がとんでいたらしく、
本人からの報告も、リンチを受けてから約1ヶ月後で、腰が痛い、胸が痛い
肋骨や腰の小さな骨を骨折、全治2ヶ月の診断、PTSDも発症しています。
加害者の暴行中の動画も入手、警察に被害届け出す時に見ましたが、
2度と見る事ができないくらい、8人がかりで、戦意のない、意識のない、
人形みたいに殴る蹴る、加害者の人格を疑いました。
また証拠になった動画を撮影していたのは、加害者と一緒にいた
女の子というのです。
被害届けを出して1週間。警察はまだ動いてくれません。
加害者はうちの子を呼び出そうと、うちの子の友達や彼女までも
脅して、スマホを取り上げて、なりすましで呼び出してきます。
そこまで話しているのに、動かない警察は普通なのでしょうか。
そして、13年経つのに何もかわってないのですか?
13年前の兵庫県伊丹で起こった悲劇が、全く同じ兵庫県伊丹で
おこっているのに。
死なないと大事にならないのですか
動画を見る限り、自分では殺人未遂にしか見えません。
こんな悲劇、繰り返さないようにかわってほしい。
同じ被害者が生まれないように、、、
投稿: 太郎 | 2022/07/14 01:19
太郎さん、こんばんは
若年者の集団暴行事件は時々おきますね。
対策としては成人しているか、学生でなければ警察の守備範囲なんでしょうが、未成年や学生だと学校や児童相談所あたりが担当なのかな?
対策になるかわかりませんが、成人年齢が18歳になったり、少年法が改正されて厳罰化されたりとしているので、ある程度の抑止力にはなったかもしれませんが・・・
そもそも、若年者だと「法律」がどうだから?なんて事よりもその時の感情にまかせて暴力を振るう事が多そうです。
なので、あまり効果はないかもしれませんね。
ただ、ご子息の事件については、証拠のビデオもあるので、動き出せば次の段階へは早く進みそうな気がします。
少年事件だと、私の印象では逮捕までに少し時間がかかる印象がありますね。
少年事件の場合だと、少年審判の内容や過程も表にでませんから、事件としては風化しやすいのかもしれませんね。
それどころか、氏名も公開されません。
それは、更生の障害になる為なので、仕方が無いのですが・・・
氏名を伏せて、事件の概要も分からないように脚色した上で、事件を起こすとこんな事になってしまうんだよって事を子供達の間に浸透させないと、効果のある再発防止策にはならないかもしれませんね。
(事件を起こしてはいけないと本人に思わせるのが大切ですよね)
新潮文庫に「黒い報告書」と言うのがあります。
実際の事件を小説にしたてた、大人向けの読み物なのですが、これを少年事件を題材に中高生にも読める内容でつくってもらうと、若年者向けの啓蒙になるかもしれないですね。
投稿: ASKA | 2022/07/16 19:56
***ここまで***