(記事作成:2019年09月18日、全面見直し:2026年04月16日)
事件の概要
| No | 項目 | 内容 |
| 1 | 発生日時 | |
| 2 | 場所 | 2019年09月17日夜、行方不明と110番通報 |
| 3 | 加害者 | 埼玉県さいたま市見沼区大谷の集合住宅 |
| 4 | 被害者 | 母親(42)と再婚した養父(32) |
| 5 | 概要 | 息子(9)小4 |
| 再婚相手の連れ子の9歳男子に無くし物を注意するが、「本当の親じゃない」と反発されて、激高して殺害、自宅の敷地内のメーターボックスに遺体を隠し、塾に行ったと嘘の説明をするが、塾から帰宅しない男子を心配して110番通報したところ、捜索で遺体が発見され事件が発覚した事件。 |
時系列
| 2019年 | 9/17 | 15:15 | 男子の通う学校の下校時刻 |
| 16:00過ぎ | 男子が学校から帰宅したと思われる。 | ||
| 9/17 | 夕方 | 父親は母親に帰宅後に英会話の塾に行ったと説明。男子の死亡推定時刻は(この日の夕方) | |
| 18:20 | 男子は英会話塾の終了時刻 | ||
| その後 | 男子が帰宅しない為、母親が塾に問い合わせたところ、男子は欠席だった事が判明。 | ||
| 20:20頃 | さいたま市見沼区大谷に住む女性から、「英会話塾から子どもが帰って来ない」と110番す | ||
| 21:30過 | 男子の通う学校から行方不明と捜索依頼の一斉メールが保護者に流される | ||
| 9/18 | 0:40頃 | 自宅の玄関の外にある収納スペース内で男子の遺体を発見。殺人事件として捜査を開始 | |
| 9/19 | 夜 | 埼玉県警は19日夜、同居する父親の無職、男性容疑者(32)を死体遺棄容疑で逮捕した。 | |
| 9/20 | 午前 | 逮捕した父親を死体遺棄容疑で送検 | |
| 10/9 | 殺人容疑で再逮捕、死体遺棄については処分保留 | ||
| 2020年 | 9/30 | 初公判 | |
| 10/9 | 半血公判 | ||
| 10/27 | 刑が確定 |
報道情報
| 2019年09月18日まで | 9月17日午後8時20分ごろ、さいたま市見沼区大谷に住む女性から、「英会話塾から子どもが帰って来ない」と110番する事件が起きている。 |
| 埼玉県警大宮東署などが捜索したところ、 18日午前0時40分ごろ、自宅の玄関の外にある収納スペース内で男子の遺体を発見した。現場の状況などから、県警は何者かに殺害されたとみて捜査を始めたとのこと。 | |
| 首に絞められたような痕があった。 | |
| 県警によると、男子は配水管などがある扉付きの収納スペースで見つかり、Tシャツに半ズボン姿だった。靴下ははいていたが靴は履いておらず、そばにリュックサックがあったとのこと。 | |
| 目立った外傷や出血は確認されず、県警は男子が別の場所で首を絞められるなどして殺害された後に、収納スペースに入れられた可能性があるとみているとのこと。 | |
| 集合住宅は県の教職員用で、男子は両親と3人暮らしとのこと。 | |
| これまでの捜査で、17日夕方ごろに学校から帰宅したとみられる。母親が仕事から帰った際には自宅におらず、父親から「塾に行った」と聞かされたとのこと。しかし、その後も帰宅せず、母親が110番通報したとのこと。 | |
| 110番当時、両親は自宅にいたとのこと | |
| 現場はJR大宮駅から北東約3キロ、東武野田線大和田駅の南東約1.5キロの住宅やマンションなどが立ち並ぶ地域とのこと。 | |
| 捜査関係者によると、男子の首には絞められたような痕があり、階段付近にあるメーターボックスのようなスペース内に入れられていたとのこと。 | |
| 男子に目立った外傷や着衣の乱れはないとのこと。 | |
| 17日、男子は、英会話の塾にも行っていなかったとのこと。 | |
| 現場には警察犬が導入されたとのこと。 | |
| 父親は、「息子はきのう学校から帰ったあとに、大宮駅近くにある英会話塾に行くと言って家を出た」と警察に説明しているとのこと。 | |
| 男子の靴が現場となった集合住宅の敷地の中で見つかったとのこと。 | |
| 男子は普段1人でバスに乗り自宅から直線で4キロメートルほど離れたJR大宮駅近くの英会話塾に通っていたとのこと。 | |
| 昨夜9時半すぎに小学校から保護者に向けて行方不明と捜索の依頼を伝えるメールが一斉に送られた | |
| 学校の記者会見で 前日17日に男子が下校した時間については「6時間(授業)ですので、午後3時15分には下校しております」と説明したとのこと。 男子が通っていたのは「さいたま市立大谷小学校」 | |
| 2019年09月19日まで | 1)埼玉県警が死体遺棄容疑で男子の無職の父親(32)の逮捕状を請求する方針を固めたとのこと。 |
| 2)県警は18日に続き、19日も父親から任意で事情を聴いているとのこと。 | |
| 3)居室からは複数のひものようなものが見つかっており、県警が凶器の可能性もあるとみて調べているとのこと。 | |
| 4)小学校から自宅までは約600メートル。男子は午後4時すぎには小学校から帰宅したとみられているとのこと。 | |
| 5)捜査関係者によりますと、集合住宅近くの防犯カメラには男子が帰宅する様子が映っていて、自宅には男子のランドセルがありました。しかし、男子が集合住宅を出る姿は確認されていないとのこと。 | |
| 6)男子の英会話のクラスの授業は午後6時20分に終わるとのこと。しかし男子が帰宅しないため、母親が塾に問い合わせると、男子が塾を欠席していたとのこと。 | |
| 7)捜査関係者は、遺体発見時に履いていなかった男子の靴が自宅から見つかっていて、目撃者がいないことなどから、男子は集合住宅の敷地内で殺害された可能性が高いとみているとのこと。 | |
| 8)遺体が発見された時は死後、数時間経っていたことから、男子は17日夕方ごろに死亡したとみられるとのこと。 | |
| 9)義理の父親(32)が事件への関与を一部認める供述を始め、警察は、死体遺棄の疑いで逮捕状を取ったとのこと。容疑が固まり次第、逮捕する方針とのこと。 | |
| 10)遺体が見つかったのは、男子の自宅と向かい合う空き部屋の玄関近くにあるメーターボックスの中。 | |
| 11)メーターボックスの中で、体育座りをした状態で、しま模様のTシャツに半ズボン姿、靴は履いていなかった。 そして、頭の上には、英会話塾に行く際に使用していたリュックが置かれ、男子の首には、ひものようなもので絞められた痕があったとのこと。 | |
| 12)午後5時ごろから始まる英会話塾に向かうためには、男子は自宅を遅くとも午後4時半には出ているとのこと。 | |
| 13)自宅にいた父親は、男子を英会話の塾に送り出したと話していた。 | |
| 14)捜査関係者によると、父親は18日までは一切を否認していた、19日になって、男子を遺棄したことについて認めたとのこと。 また、殺害についても関与をほのめかしているとのこと。 | |
| 2019年09月20日まで | 1)埼玉県警は19日夜、同居する父親の無職、男性容疑者(32)を死体遺棄容疑で逮捕した。 |
| 2)県警などによると、男子は教員の母親(42)と父親との3人暮らし。男子は母親の連れ子だった。 | |
| 3)男子が通う小学校によると、男子は欠席することなく学校に通っていたといい、家庭での虐待や学校でのトラブルは把握されていないとのこと。 | |
| 4)県警は18日に続き19日も任意で事情聴取。当初、関与を否定していたが、同日昼に認める供述を始めたとのこと。 | |
| 5)調べに容疑を認め、「殺してしまったので、見つからないように隠した」などと供述しているとのこと。 | |
| 6)捜査関係者によると、男子の死因は首をひものようなもので絞められたことによる窒息死で、死亡推定時刻は17日夕方とみられるとのこと。 | |
| 7)容疑者は通報後の捜索にも参加していたとのこと。 | |
| 8)捜査関係者によると、容疑者は「自宅で殺した」という趣旨の話をし、殺害についても認める供述をしているとのこと。 | |
| 9)犯行は男子が学校から帰宅した17日午後4時から母親が帰宅した午後6時までの2時間の間に行われたとみられるとのこと。 | |
| 10)埼玉県警は20日午前、死体遺棄の疑いで逮捕した父親で無職の容疑者(32)をさいたま地検に送検した。 | |
| 11)容疑者が「息子がものをなくしたため注意したら、本当の親じゃないと言われて腹が立った」という趣旨の供述をしているとのこと。 男子がこの日、学校で使う紅白の帽子をなくして帰宅し、容疑者がそのことを注意したところ、口論になったとみられているとのこと。 | |
| 12)殺害現場とみられる自宅からは、男子が普段はいていた靴が袋の中に入れてあるのが見つかり、その袋の中から、凶器とみられるひも状のものが発見されたとのこと。 警察に対し、容疑者は「ひも状のものと靴を同じ袋に入れた」という趣旨の話をしているということで、警察は、凶器などを隠したとみて調べているとのこと。 | |
| 2019年10月19日まで | 1)さいたま地検の取り調べに対して「誰がやったか分かりません」「犯人に心当たりはありません」と一転して容疑を否認している。 |
| 2)遺棄されていた集合住宅のメーターボックスの扉には施錠設備がなく、誰でも開けられる状態だったとのこと。 | |
| 3)自宅のごみ袋の中から凶器に使ったとみられる延長コードと男児の靴が見つかっていた。警察は容疑者が男子が外出したと見せかけるなど証拠隠滅を図ろうとしていたとみているとのこと。 | |
| 4)埼玉県警は10月9日、殺人容疑で、義理の父で無職の男性容疑者(32)を再逮捕した。 | |
| 5)さいたま地検は10月9日、死体遺棄容疑については処分保留とした。 | |
| 以降の公判については次回の記事で書きます。 |
ASKAの感想と考察
こんなところですね。殺害を認める供述もしているようです。
「靴の袋に凶器の紐を入れた」と言うのは犯人しか知らない秘密なので、容疑はほぼ当確と言うところでしょうか。
ショッキングなのは、動機ですね。
「本当の親じゃない」と言う言葉に激高しての犯行のようです。
ただ、ちょっと気になるのが、他に目立った外傷が無い事なんですよね。
まー百歩譲って、子供の生意気な言葉に激高したとして、「げんこつ」とか「びんた」とか言う事になるのは、なんとなくわかるんですけど・・・「最初から首を絞める」っていうのが、親としてアリなのかな?
と言うのが素朴な疑問です。
無意識に怒りにまかせて殺害していると言う事なんですよね。
それで、昔の子殺しの事件を思い出しました。
2008年の福岡西区小戸公園男児殺害事件で母親(37)が6歳の男子を殺害した事件です。
直接の動機は「公園のトイレで介助を頼んだら、『病気のお母さんなんかいらない』と言われて絶望し、ビニールホースで息子の首を後ろから絞めた」と言う事でした。
容疑者は病気で、トイレを利用する際は男児が介助していたという。事件当日も頼んだが、男児は機嫌が悪く、「なぜ、授業参観などに来てくれないのか。病気のお母さんなんかいらない」などと言われたとのこと。
もともと、母親は体が悪く、男子も軽度の障害などがあり、育児について悩んでいたようです。
なので、日常的なストレスが鬱積した状態で、琴線に触れるキーワードで感情爆発してしまったんでしょうね。
この事件でも、事件後に遺体を隠して、周辺の人に捜索を依頼していました。
このあたりを参考にすると、今回の小4男子殺人事件も、姉さん女房に夫として無職と言う状況に強いストレスを感じていたのかもしれませんね。
その中でこれまで、出来るだけ気を使ってきた子供に「本当の親じゃないくせに」と言われて感情が爆発してしまったのかもしれません。
ただね・・・小学4年生なんて、生意気盛りで、知った風な事を言うわけですよね。
それでいて、相手の気持ちを汲み取れるほど大人じゃないし、知恵も回らない。
注意された事に単純に反発して、出た言葉なんだろうと思います。
まー、義父や義母なら想定の範囲内だろうと思うわけで、「ダメな物はダメ」と毅然として注意すれば良かったと思うんですよね。
親といっても、人間なので感情の起伏があるのは仕方が無いですが、子供を健全に育てようとしたら、親自身の心も健康でないといけないのだろうと思います。自分のストレス状態を見るバロメーターみたいな物を自分で見つけておくのが良いかもしれませんね。
亡くなった男子は可哀そうですが、他にも、息子を殺され、夫が殺人犯になってしまった母親がお気の毒で、かける言葉も見つかりません。
次回、公判の内容を書きますが、驚きの新事実が出てきて、起きるべくして起きた事件なのか?と感じてしまいます。

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